こちらの記事ではTRX Mid-Rowを紹介します。
TRX Mid-Rowは主に背中の筋肉を使う種目です。
TRXには似たような種目が多いですが、
- TRX High-Rowはより上背部メインで水平面の動き
- TRX Low-Rowは矢状面の動き
- TRX Mid-Rowはその中間で背中全体を使う動き
といったイメージを持っていただければと思います。
引き動作のメインの関節である肩関節は可動範囲の広い関節です。
なので同じ引く動作にしてもいろんな方向からの負荷を加えることで、より体全体のパフォーマンスがアップしていきます。
包括的にプランを組めるようになれると良いですね。
TRX Mid-Rowのやり方
ショートレングスでアンカーポイントに顔を向けて立ちます。
ハンドルを持ち肘を90°くらいに曲げ、身体を傾けて立ち、脇を45°程度開いたところがスタートポジションです。つま先は上げます。
ゆっくり肘を伸ばします。このとき体幹部の力が抜けないように注意しましょう。
スタートポジションに戻るように肘を曲げます。
TRX Mid-Rowの動画
動画で動作を確認しましょう。
15〜20回くらいを目安に、体の傾き具合を変えて強度を変えてみましょう。
あとがき
関節に対してどのような動作なのかを考えるのはトレーニングにおけるポイントです。
ミッドロウは角度的に丁度プッシュアップと逆の動きなので、ワークアウトをプランニングするときに合わせて行うことで関節に対してストレスのない選択をすることが出来ます。
他にもショルダープレスの逆はラットプルダウン、ローロウの逆はナロープレスといった考え方を持つことでプランニングの幅は広がります。
動作を意識するということですね。
筋肉ばかり考えてる人は多いですが、関節の動きも考えられるようになると非常に良いですね。
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