こちらの記事ではTRX High-Rowを紹介します。
ハイロウは主に上背部を使うトレーニング種目で、ローロウの脇を開くバージョンみたいなイメージでしょう。
単純なマシントレーニングと違い常に体幹部を安定させて行いますので、より実践的な引く動作を習得することができます。
猫背といった姿勢の改善に効果的ですので、是非やってみてください。
腕立て伏せの反対の動き方になりますので、腕立て伏せやベンチプレスばかりやっているような人には特にお勧めしたい種目ですね。
TRX High-Rowのやり方
長さをショートレングスにし、アンカーポイントに顔を向けて立ちます。
脇を90°に開き、肘を曲げて身体を傾けて立ったところがスタートポジションです。
肘の曲げ伸ばしを行います。
力が抜けないように注意しましょう。
身体の傾き具合を変えることで強度を変えることが出来ます。
足の位置を前の方にしてやってみましょう。
TRX High-Rowの動画
スタートポジションで45度くらい体を傾けて20回くらいできるようになると、引く力としてはかなり強くなってきています。
是非真下のポジションを目指してやってみましょう。
あとがき
ハイロウのコツは肩甲骨を安定させて行うことです。
よくロウイング系のトレーニングをしている人で、動作の中で肩甲骨を動かしまくっている人がいますが、機能的にはあまり好ましくありません。
肩甲骨は基本的に安定させるのが機能なんですね。
引く時も押す時も、安定しているのが肩甲骨です。
初めは難しいですが動画を見て確認してやってみましょう。
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