現代人はバンザイのように手を上に挙げる機会が非常に少ないのですが、そのまま歳を重ねると本当に上がらなくなってしまいます。
人によっては四十肩といった痛みが出てしまうこともあるでしょう。
うまく手が上がらないとき、広背筋がうまく伸びなくなってしまっていることが多いです。
そこでこちらの記事では広背筋の筋膜リリースを紹介しています。
広背筋をリリースすることで肩こりも軽減しやすいので、是非やってみてください。
広背筋は背中の1番大きい筋肉
広背筋は背中にある1番大きな筋肉で、力も非常に強力です。
立ち姿勢のとき、広背筋は縮んだポジションにいますが、前述したようにバンザイのように手を上に挙げることをしないとそのまま硬くなってしまいます。
本来の力が強いので硬くなってしまうと姿勢への影響が大きく、猫背や前肩といったタイプの姿勢になりやすいです。
硬くしないためには筋膜リリースで弾力を高めることも必要ですが、日常的に手を挙げたりと肩の関節を動かすことも重要です。
広背筋の筋膜リリースのやり方
フォームローラーを使用したやり方
まずはフォームローラーを使用した広背筋の筋膜リリースを紹介します。
①横向きに寝て、脇の下にフォームローラーを入れます。施術する側の手で頭を支えます。反対の手は床に着きます。
下の脚を伸ばし、上の脚を立てるとやりやすいです。
②圧をかけながら体を起こします。4回程度行います。
③施術する側の手を伸ばします。
④バンザイの位置から前方へ手を伸ばし、またバンザイに戻します。こちらも4回ほど行います。
MB5マッサージボールを使用したやり方
次にMB5マッサージボールを使用したリリースを紹介します、基本的なやり方は同じですが、より圧が強くなります。
①横向きに寝て、脇の下にMB5を入れます。施術する側の手で頭を支えます。反対の手は床に着きます。
下の脚を伸ばし、上の脚を立てるとやりやすいです。
②圧をかけながら体を起こします。4回程度行います。
③施術する側の手を伸ばします。
④バンザイの位置から前方へ手を伸ばし、またバンザイに戻します。こちらも4回ほど行います。
あとがき
広背筋の硬さのチェックは、バンザイが一番簡単です。
バンザイをして、真っすぐ手が上に挙がらなかったり耳に腕がくっつかない人は、広背筋が硬くなっている可能性がかなり高いです。
筋膜リリースは痛いですが、やる前とやった後の腕の上がり方の違いを実感してもらえると思います。
是非やってみましょう。
コメント
コメント一覧 (2件)
通い始めた整体の先生に進められ、ストレッチポールを購入。
使い方を、筋膜リリースで検索し、こちらにたどり着きました。
私の先生の指導より簡単で優しいです。わかりやすいし、やりやすい。
でも、最強の硬直状態なので、1人「痛い」を連呼しながら涙ながらにローリングしてます。
信じて継続させたいです!!
初めは非常に痛いですよね。
リラックスして行うことを心がけましょう!!