こちらの記事では太ももの内側の筋膜リリースをします。
内ももには主に長内転筋・短内転筋・大内転筋や縫工筋といった筋肉があり、血流や姿勢の保持に非常に影響します。
機能が低下している場合、血流が悪くなりますので、むくみや冷え性の原因にもなりかねません。
筋膜リリースは痛みがある場合が多いので、ゆっくり丁寧にやりましょう。
内もも・内転筋の筋膜

内ももについた脂肪が気になってしまう人も多いかと思いますが、リリースで活性化すればいくらか改善する可能性はあります。
上の画像を見てもらうとわかるように、内ももには多くの筋肉があり股関節周りの血流に深く関わっています。
前述しましたが股関節周りの血流が悪いと足先まで血液が回らず、むくみや冷え性になりかねません。
また、内ももの力が弱くなるとX脚やO脚といった症状にもなりやすいため、運動前には必ずコンディションを整えたい筋肉でもあります。
内腿・内転筋の筋膜リリースの方法
フォームローラーの場合
まずはフォームローラーを使用したリリースを紹介します。
①うつ伏せになり片足を横に開きます。
太ももの内側の股関節付近に当たるようにフォームローラーを縦に置きます。

②圧をかけながら、太ももの中央部までストロークします。
4〜5回程度行いましょう。

③膝を前に突き出すようにスライドさせます。
2回行います。

④膝の曲げ伸ばしをします。
こちらも2回行いましょう。

MB5マッサージボールの場合
次にMB5マッサージボールを使用したリリースを紹介します。
①うつ伏せになり片足を横に開きます。
太ももの内側の股関節付近に当たるようにMB5を置きます。

②圧をかけながら、太ももの中央部までストロークします。

③膝を前に突き出すようにスライドさせます。この動きはMB5の方がやりやすいです。
2回行います。

④膝の曲げ伸ばしをします。
こちらも2回行いましょう。

あとがき
お尻や前ももに比べると軽視されがちですが、骨盤の左右の傾きにも干渉しますし、膝の痛みや腰痛に関わることもよくあります。
内股気味の女性は縫工筋という筋肉の機能不全も考えられますので、膝の近くの内もものリリースをやるのもおすすめですね。
あとはあぐらがかけない人や、開脚がすごく硬い人もやってみましょう。
少し痛いですが、リリースの痛みは姿勢が改善すれば納まります。
コンディションを整えて自由な生活を送りましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
こんばんは。
左の骨盤が開きやすいと言われた私は、左の内腿が異様に痛いです(>__<)
まあ、いろいろありますが(笑)、ゴログリやめられません♪