こちらの記事ではTRX Chest Flyを紹介します。
TRX Chest Flyはダンベルのチェストフライのように水平方向に両手を広げて行う種目です。
主に大胸筋が使われ、可動域によってはストレッチポジションまで大胸筋を広げてトレーニングすることもできます。
TRX Chest Flyは肩関節のみが動く単関節運動なので、チェストプレスと合わせて行うことで大胸筋の追い込み種目にもなります。
身体の傾き加減によってはかなり強度を上げることができますので、フリーウェイト大好きマンにも是非やってみてもらいたいですね。
TRX Chest Flyのやり方
ロングレングスでアンカーポイントに背中を向けて立ち、ハンドルを縦に握ります。
肩の正面にハンドルがきてストラップが張るところで身体を傾けた場所がスタートポジションです。
水平方向に手を広げ、戻します。肘を若干曲げるとやり易くなります。
このとき体幹部が緩まないように注意しましょう。
TRX Chest Flyの動画
動画で動作を確認しましょう。
10〜15回ベースで、強度を徐々に変えながらやってみましょう。
あとがき
多くの種目に言えることとですが、単関節運動と言えど筋肉は基本的に単体で使うことはありません。
今回のTRX Chest Flyでメインで使う大胸筋も、体幹部や脚との運動連鎖を意識することでトレーニングの効果が上がり易いです。
例えばシートに寝た状態で行うダンペルチェストフライは大胸筋の強化や可動域の向上には効果的です。
しかし寝て行う種目というのはどうしても、運動連鎖を考えると二足歩行の人間にとっては日常的または実践的ではありません。
投げる動作で言えば足で踏ん張り、体幹部に刺激が加わり、胸の筋肉が動くことで末端の手が動く。押す動作もそれは同じです。
TRXはそういった日常的な動作に近い状態でトレーニングをすることができるので非常にお勧めなんですね。
是非やってみてください。
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