ずっと健康でいるために大切な、
6つのこと
パーソナルトレーナーとして運動指導を行う中で、明確に感じていることがあります。
それは「ずっと健康でいるためには、自ら取り組む必要がある」ということです。
当たり前と言ってしまえばそれまでですが、誰に何を言われようと、自分を変えられるのは自分だけです。
運動も食事も睡眠も、今すぐに変えられますよね、もちろん少しずつでもいいんです。
良いイメージを持って、無理なく、イライラすることなく、楽しくずっと健康でいられるよう、あなた自身で日々の生活を更新していきましょう。
1.身体の痛みを無くそう

肩こり・腰痛・頭痛といった身体の痛みはストレスとなり、生活の気力を奪います。痛み止めを飲んでも、それは解決策ではありません。
ご自身の生活習慣や日常動作に焦点を当て、なぜ痛みが出るか考えてみてください。
日中座り過ぎかもしれない、寝るときはいつも右側を向いているかもしれない、座り方が悪いかもしれないなど、まずは偏りがないか探してみましょう。
気をつけるようになれることが最初のステップです。
2.最低限の運動をしよう

「平均1日8,000歩、週に2〜3回の30分程度の全身の関節を動かすような運動」を一つの目安にしましょう。
歩かなくなると血液が循環しにくくなり、体に痛みも出やすくなります。
普段歩かないと将来歩けなくなりますので、歩数計を使って記録するようにしましょう。
全身の関節を動かす運動というのは、強度は高くなくても構いません。
特に高齢になるほど強度は上げられませんので、高齢な方はその代わりに頻度を増やしましょう。毎日のラジオ体操でも有効です。
もちろん30〜50代くらいの方はどんどん筋トレしてもらって構いません。
3.栄養を学び、食べるものを選ぼう

多くの人は食事の栄養が糖質過多の方に偏っています。そして「糖質を減らしてタンパク質を増やしましょう」という指導をよく行います。
夕食のお米、お菓子、ソフトドリンク、おつまみなど、心当たりはないでしょうか。
また、タンパク質が少ない人が多いです。
朝食はトーストのみ、バナナとヨーグルトのみといった食事ではエネルギーは蓄えられません。タンパク質をもっと摂りましょう。
栄養の知識を身につけ、食べたものでご自身の身体が作られていることを意識するようにしましょう。
4.睡眠の質を高めよう

睡眠の質が悪くなると、不安で頭がいっぱいになったり、感情的になりやすかったり、ストレスに対処できなくなってしまいます。
毎朝同じ時間に起床し、日中は運動をする。寝る2時間前には食事を済ませ、就寝前は少し照明を落としましょう。
就寝前はスマートフォンではなく本を読んだり、ストレッチでもしてみてください。
就寝前に一切の情報を遮断し、自身のことを考える時間とするのも睡眠の質を高めるといわれています。
5.ストレスについて学ぼう

スマートフォンの普及により、現代人の生活は一気に忙しくなりました。
SNSなど、常にオンラインと繋がることで便利になる一方で、周りで起こる様々なことが不安やイライラの原因になってしまっています。
誹謗中傷のニュースが目立つようになりましたが、それだけストレスも溜まりやすくなっています。
「スルースキル(気にしないようにすること)」を身につけ、ストレスやイライラから回避できるようになりましょう。
一定期間SNSを使わないようにするのもおすすめです。
6.楽しい時間をなるべく長く過ごそう

家族や友人と過ごす時間、趣味の時間など、楽しい時間をなるべく多く、長く過ごすようにしましょう。
笑うことはがん細胞やウィルスをやっつけるナチュラルキラー細胞が活性化するという医学実験の証明もあります。
ネガティヴなことに捉われて人を批判したりせず、ポジティブなことに時間を使って、たくさん笑いましょう。
心身とも健康になれるよう、楽しい時間を大切にしてください。